この土日、よく雪が降りました。
僕の住んでいる東京西部では40センチの予報が出ていました。
土曜の夜、午前0時くらいには雪はやんでいました。
そこで積もった雪を測ってみたところ、なんと、41センチでした。
日本の天気予報、ずごい!!!
とてつもなくびっくりしてしまいました。
都心では45年ぶりに27センチ積もったそうです。
いつも東京は雪に弱いなと思っていました。
数センチ積もっただけで大騒ぎ。
今回も青森にいたら、たかが27センチ積もっただけで大げさに騒いでいるなんて思っていたことでしょう。青森だと27センチなんて普通ですからね。
毎日そのくらい積もっている。
しかし今回40センチ積もったことで、いろいろ考えてしまいました。
土曜日はずっと降っていたのですが、日曜日は晴れ、気温も高い。
一軒家ばかりの町内では各家庭でスコップを持って雪かき。
家の前の道路をみんなで雪かきしました。
ここで僕は東京が雪に弱いのはシステムの問題だということにようやく気付きました。
青森では40センチも降れば、当然、除雪車がまわって道路の雪をどかしてくれます。
各家庭にはスコップやダンプ(トラックのダンプじゃないですよ、雪かきをする道具です)、
家庭用の除雪機があるお宅もあります。
そして雪を捨てる融雪溝があります。
除雪システムが整っているのです。
※融雪溝でググったら「もしかして流雪溝」って出てきました。
おらほでは融雪溝って言ってましたけど、他は流雪溝なの?
東京では除雪車なんてありません。
この週末、行政が除雪なんてやってくれません。
片側2車線の国道でさえ除雪されず、40センチのわだちができたまま。
4輪駆動は燃費が悪いのでみんな2輪駆動。
スタッドレスに履き替えるなんてこともなく、夏タイヤのままだから、あっちこっちでスリップ。事故。立ち往生。チェーンさえ持っていない。
それでも出かけるんだから、雪の怖さを知らないんですね。
うちはついこのあいだ長野へ行ってきたもんで、スタッドレスに履き替えてました。
それがなければ夏タイヤのままでした。
土曜日の午前中、雪の降る中、スコップを買いに行ってきました。
数日前にも降りましたけど、積雪は10センチぐらい。
その程度だと何もしないで溶けるのを待ってるんですけどね。
かなり大きいカインズホームに行ったら売り切れ。そんな気はしました。
もうちょっとマイナーなホームセンターに行ったらいっぱいありました。
それでも午後には売り切れでしょうね。
次に使うのはきっと1年後かな。
家の前の3メートルくらいの生活道を町内の皆様と雪かきしたのですが、雪を捨てるところが無い。
どこに雪を捨てるのかで青森だったらケンカになりそうだ。
結局、道の端っこに寄せておくことになりました。
高速道路が通行止めになるのも、電車が止まるのも、普段雪が降らないから、除雪のシステムが整っていないからなんですね。
雪が降らないのにそんな準備しても費用がかかるだけ。
うちで次の雪にそなえて除雪機を買うかと言われても買いませんからね。
これはもうどうしようもないんだなぁとつくづく思います。
ちなみに雪が降ってはしゃいだ僕は、日曜日、家の前に僕と同じくらいの大きさ(180センチ)の雪だるまを作りました。
この日の気温は高かった。
いろいろ着て雪かきしてたら汗だくになってしまうくらい。
3時間後、頭が落ちた!
直射日光が当たってたから溶けるかなとは思ったけど、まさか3時間の命とは…。
悔しいので除雪で寄せた雪を使って平面な雪だるまをリベンジ!

あと、子どもが庭でソリができるように、雪をかき集めて山を作りました。

おかけで今日は体中が痛いです。