小田原城に限らず、全国にあるお城は観光地になっています。
弘前城も有名な観光地ですね。
入口はこのようになっていました。

「一般車両進入禁止」です。
僕はこれが非常に気になりました。
進入できないことじゃないですよ。この案内板です。
これからお城に入って、昔の世に思いを抱いて楽しもうという矢先にこれがありました。
一瞬で現実に引き戻されます。
日本の観光地にはこういうのがありふれているので、そんなに気にならないかもしれません。
ありふれているのが問題なんですけどね。
確かに進入禁止なのかもしれません。
ですが、ここにこの表示があると観光地としての魅力が無くなってしまうと思うのです。
行政がやるとこうなりますね。
例えば、アメリカのグランドキャニオンは有名な観光地で、多くの観光客が訪れます。
そこに柵はありません。柵があると景観が台無しになります。
崖に近づけば落ちるかもしれない、それは当然のことで落ちたくないなら近づかなければいいのです。
これが日本だと景観よりも安全を優先して柵を作ると思うんですね。
景観は二の次になってしまうんです。
観光地だから案内は必要だと思うのですが、景観に配慮した方法でやるべきだと思います。
そして必要最低限の物だけあればいいと思います。
2020年のオリンピックに向けていろいろ行われると思いますが、まずはこういう基本的なところから見直して見るといいのではないでしょうか。