2016年07月05日

青森県の投票率は全国トップ!

ニュース23を見ていたら、非常に興味深いことをやっていました。
それは青森県が国政選挙の投票率が全国1位だということです。
そして、それはもちろん「低い」方です。
まあワーストだらけの青森県ですから、上位にくるとは考えにくいですよね。

それを挽回するために地元タレントを使ってアピールしてみたり、十和田市では投票所に子供の遊ぶスペースを用意したり、平川市ではイオンで投票できるようにするようです。
コメントしていた人は、イオンには買い物に来るので、普段は選挙に行かないけど、買い物に行くついでにいくかもしれないと言っていました。
そのために約480万円かかるそうです。
費用対効果で考えるとどうなのかなとも思ってしまいます。

青森県の選挙管理委員がなぜ投票率が低いのかわからないと言っていました。
これをわかるのはなかなか難しいと思いますね。

私はなんとなくですが思い当ります。
投票に行かないということは「関心が無い」ということです。
じゃあなぜ「関心が無い」のかということですね。

簡単に言うと「他人事」だからです。

青森と東京との距離が遠いのです。
実際の距離ではなく、心理的な距離が遠いんです。

流行の物などが青森まで到達するのに非常に時間がかかるということですね。
ファッションや芸能など一般的な流行はそうでもありません。
時間がかかるのはインターネットの普及とか、禁煙の普及などです。

例えば、ケータイのLTEなどはだいたい東京で始まりますが、青森県で始まるのは決まって後ろの方。
2011年末で全国のインターネット普及率は79.1%ですが、青森県は65.7%と全国1位。
喫煙率も全国1位ですね。
東京を中心に始まったことが、かなりの時間を要して青森県まで到達するんです。

青森市や弘前市などの都市部の人はそこまで距離を感じていないかもしれませんが、田舎の方はより遠く感じているのでしょう。
青森の人が東京に行くということは、東京の人が海外に行くような感覚ですね。

逆に考えてみると、東京の人に青森と北海道のどちらが近いかと聞くと、大抵が北海道と答えます。
距離は北海道の方が遠いのに、気持ちでは青森の方が遠いんですね。

つまり、東京は非常に遠いので、東京で行われていることなんか自分には関係ないという心理ですね。
だから誰が当選しても国会議員は国の事をやるわけだから、自分達には直接関係ないということです。

また、津軽は昔から中央によって抑圧されてきました。
なので自分達の代表を送って国に意見を言おうという意識が薄いのかもしれません。
上から言われるがままに「我慢」して受け入れることが根付いているのかもしれません。

町長選や知事選だとまた違うんでしょうけど。
「津軽選挙」というものがあります。
金で票を買う金権選挙ですね。
2014年には平川氏の市議20人のうち15人が公職選挙法違反で逮捕されたなんて事件があって、全国に「津軽選挙」という言葉が知れ渡ってしまいました。
この「津軽選挙」に慣れてしまった有権者が、国政選挙では何のうま味もないために投票にいかないのかもしれません。

posted by 伊藤圭 at 00:00| 青森のおはなし