久々のブログ更新です。
ブックオフに行きました。
店内をぶらぶらして、ふと立ち止まって棚をみてました。
「めづめづ和文化研究所京都」を発見して、面白そうだから買うことにしました。
「ダーリンは外国人」のシリーズですね。
何か気になっていて、本棚を一番上から全部チェックしていきました。
この手の漫画が置いてある本棚でした。
ふと、下に目をやると、「えっ!?」
なんでこんなとこにあるの!?
「方言詩集 まるめろ」高木恭造。
津軽書房 1990年発行の二刷りです。
かなり驚きました。
何か気になっていたのはこれか!
これは「出会い」ですね。
実はこういうことがよくあって、自分では超能力者だと思っています(笑)
そんなわけで購入しました。
しかし、古い本なのに100円になってませんね。
定価1800円で、960円しました。
ブックオフは古い本は100円というイメージがあるんですけどね。
ところで、高木恭造氏についてご存知ですか?
津軽書房から出ているので、青森関係の人です。
簡単に言うと、津軽弁で詩を書いた人です。
明治36年生まれで、昭和62年に84歳で亡くなりました。
この人の影響を受けて、いなかっぺいさん達が10月23日の命日に「津軽弁の日」を始めたんですね。
そんな方です。
津軽でも知っている人しか知りません。←当たり前のこと言っていますね。
知る人ぞ知るという方です。
まさか東京の端っこの青梅市のブックオフで出会えるなんて、奇跡です。
ちなみに、主婦の友社から出てる、佐藤初女さんの本「初女さんのお料理」も買いました。
やっぱりとある本棚の前で何か気になって、上から全部チェックしていったら、出会えました。
この本は画期的ですね。
津軽の料理レシピが全国で売られているんですよ。
棒だらの煮つけとか、なすの紫蘇巻とか。
そして何よりうれしいのが、赤飯の作り方が載っているんです。
これはまずありえないことですよ。
津軽の赤飯は「甘い」んです!
これは津軽の人にとっては当たり前のことで、他県の人にとっては衝撃的なことらしいです。
県民ショーでやってたような気がします。
その津軽の赤飯のレシピが全国にお届けされているんです。
非常にうれしいです。
東京のコンビニで赤飯おにぎりを買って食べると、美味しくないです。
甘くないから。
だけどコンビニおにぎりで余計な添加物が入っていないのは赤飯くらいなので、めったに買いませんが、たまに買います。
美味しくないんです。
うちで赤飯を作る時は、祖母から教えてもらった津軽の甘い赤飯です。
生前にちゃんと聞いておきました。
祖母は料理が上手だったので、生きていたらまだまだ教えてもらいたいことがいっぱいあります。
漬物とかね。
今日はなんだか嬉しい日になりました。