2014年07月10日

第2青函トンネルってホントか!?

なんかまた青森っぽいことを言い出したぞ。
「第2青函トンネル」建設を 青森県内で待望論

2015年に新幹線が北海道の函館まで開通します。
もう来年ですね。

その際、新幹線が青函トンネルを通るのですが、トンネルの中は140キロで走らないといけないそうなんです。盛岡から南は320キロで走るのに。

理由は貨物列車との共存だそうです。
特急と同じ140キロじゃないと人も貨物も危ないそうです。
うーん、それじゃあ仕方ないか。
JR北海道は不祥事が続いているしね。

青森県民にしてみたら「なんでや?」(イントネーションは大阪とは違いますよ、『な』にアクセントがきます)って心情でしょう。

なぜ新幹線の恩恵をフルに受けられないのか。
なぜやっと新幹線が来たのにまた我慢しなければいけないのか。
なぜいつも青森県民が割を食わなきゃいけないのか。

これでまた北海道に行くのに今の特急と同じっていうなら、じゃあ新幹線なんていらないよということになりますからね。新青森で止まっていてくれた方が通過駅にならなくていいし。

新幹線に青森県民はいつも泣かされてきました。
1982年に盛岡まで開通してから、2010年に新青森まで来るのに28年かかりました。
やっと開通したと思ったら東日本大震災が発生。
期待していた観光効果は吹っ飛んだ。

新幹線だけじゃなく、原発だの米軍だの、なんやかんやと割を食わされていて、青森県民の心の奥底には不満がこびりついているのです。
これは今に始まったことじゃなく、はるか昔から、冬は雪で閉ざされているというところから始まって、京都の平安貴族からは蝦夷扱いされたり、幕府や中央政府から遠いことで、どうでもいいような扱いをされてきたという積み重ねがあるのです。

みなさん、奈良の大仏についてこんなことを知っていますか?
聖武天皇は当時、いくさ、飢饉、地震、天然痘の流行などから人々を救うために大仏を作ったと言われています。ですがその大仏を作るために、東北から「蝦夷」を無理やり強制連行して行ったのです。
人々を救うために蝦夷を犠牲にしました。
蝦夷は人ではないということです。
我々の祖先なんですけどね。

太宰治は小説「津軽」の中でこう書いています。
『N君は笑つて、「沙漠の中で生きている人もあるんだからね。怒つたって仕様がないよ。こんな風土からはまた独得な人情も生れるんだ。」
「あんまり結構な人情でもないね。春風駘蕩たるところが無いんで、僕なんか、いつでも南国の芸術家には押され気味だ。」
「それでも君は、負けないじゃないか。津軽地方は昔から他国の者に攻め破られた事が無いんだ。殴られるけれども、負けやしないんだ。第八師団は国宝だつて言われているじゃないか。」』

殴られるけれども、負けない。やられても心の中では「なんだもんだば!」と思っているのです。

話を戻して、青函トンネルで高速運転ができるように、いろいろやっているようです。
それには3千億円かかるそうです。
またトンネルを掘るのに5千億円かかるそうです。

青森県民(津軽衆だけかも、おらだけか?)は細かい事は力技でなんとかしてしまおうとする気質があります。「ごちゃごちゃとかちゃましいことなんてやってらんね。そったら、かちゃましいことやるくらいなら、トンネル掘った方がいいべ」という人達です。
なのでこういう意見が出てくるのは当然でしょうね。

「かちゃましい」に関してはこれを見て下さい。
かちゃましいの記事

ちなみに北海道のこのページがヤフーにリンクが張ってありました。
北海道新幹線に関するQ&A

この中に速度に関して書いてあります。以下引用
『ただし、新幹線と在来線が共用して走行する青函トンネルとその前後の区間(青函共用走行区間)については、大規模な地震発生時等における安全性の観点から、現在の特急と同等の時速140kmで走行することとされています。』

大規模な地震発生時「等」における安全性の観点から〜だそうです。
なぜ役所というのは本当のことを隠そうとするのでしょうか?
これだけニュースになっているのだから(青森ではよく報道されています)、みんな知っていることなのに。もっともらしい理由をつけて国民を欺こうとしていますね。
それで指摘すると「等」の部分に含まれているなんて言うんでしょうね。きっと。
posted by 伊藤圭 at 00:00| 青森のおはなし