2014年07月08日

ホワイトバランスのちょっとしたコツ4

前回、ホワイトバランスはオートじゃなければ、太陽光に合わせるのがいいと書きました。
別のケースでホワイトバランスの合わせ方を考えてみます。

例えばこの写真。ビルの上から撮りました。
曇りの日、夕方、雲のすき間から西日が差しこんできました。
この写真のポイントは、照明がひとつではないということです。
140708_01.jpg

照明はこんな感じ
140708_01.png

上の写真は太陽光の5200Kで撮りました。
曇りの部分が青っぽく、西日がオレンジになっています。
曇りや西日の状況がよく分かって、悪くないです。
この日の状況を「記録」するにはいいと思います。

次に、曇りの部分をキレイに出そうとして、ホワイトバランスを曇りにしました。
140708_02.jpg

曇りの部分、特にビルが青味がかっていたのが抜けました。
ついでに西日がさらにオレンジがかって、全体的には印象的な写真になりました。

今度は西日に基準を合わせるため、ホワイトバランスを電球にしました。
140708_03.jpg

西日がオレンジではなく、白い光になりました。
西日に照らされているビルが普通の色になりましたね。
日蔭はというと、青っぽいのがさらに青味がかって、全体的にはなんか変ですね。

この日の様子を記録するのであれば、ホワイトバランスは太陽光に合わせると、状況がよくわかる写真になります。
西日が印象的な写真にするのであれば、ホワイトバランスは日蔭にあわせると、ドラマチックな写真になります。

このホワイトバランスは日蔭にあわせるやり方は、他の場合でも西日や夕日をドラマチックにすることができます。ちょっとしたコツですね。

ホワイトバランスは基本的に太陽光でいいと思うのですが、臨機応変に変えてみるのも面白いです。
posted by 伊藤圭 at 00:00| ホワイトバランスのおはなし