2014年07月07日

ホワイトバランスのちょっとしたコツ3

前回、基準をどこに置くかで色が変わると書きました。

いろいろ理屈を書きましたが、じゃあいったいホワイトバランスはどれに合わせればいいのか。その場にあった光源に合わせるって言うけど、いちいち合わせてたらめんどくさい。
いつもいつもどんな印象にしたいなんて考えていられないと思うんですね。
結局オートになっちゃうのか?


問題です。
この写真は何時に撮ったものでしょうか?
山から光が指していますので、朝か夕方かどっちかです。

140707_02.jpg

140707_01.jpg

正解は夕方5時頃です。
夕日だったんですね。

実際の見た目に近いのは下の写真です。
上の写真は朝日みたいになりましたね。

下の写真のホワイトバランスは太陽光(5200K)です。
上の写真は下と同じ写真ですが、現像ソフトでホワイトバランスをオートで調整しました。

カメラでも現像ソフトでも、オートの考え方は「白い物を白く写す」です。
「印象的な写真に仕上げる」ではないんですね。

夕日を夕日っぽく、電球を電球っぽく、曇りの日を曇りっぽく、実際の見た目に近く写すのは「太陽光(5200K)」なんです。
やっぱり光の基準はお天道様なんですよ。人間の目がそうなっているんですね。
色温度8.png

ホワイトバランスを太陽光(5200K)にすることで、オートのように過度に補正しすぎずに、実際の見た目に近く写すことができます。

※ただ蛍光灯の場合は注意して下さい。蛍光灯を太陽光で撮るとこうなります。
140627_03.jpg

蛍光灯は見た目は白く見えるのですが、写真で撮ると緑色になることが多いです。
蛍光灯はいろんな種類があって、確認できないのでオートで撮るのがいいです。
オートでもうまく撮れなかったら、いくつかある蛍光灯をひとつひとつ試してみるしかないです。とりあえず太陽光で撮っておいて現像ソフトで処理するのもありです。
下の写真は現像ソフトで処理しました。
140707_03.jpg
posted by 伊藤圭 at 00:00| ホワイトバランスのおはなし