2014年07月01日

ちょーわかりやすいホワイトバランス6

前回は色温度が実際の写真ではどんな感じなのかを見てもらいました。
今回はホワイトバランスと色温度の関係です。

カメラにはホワイトバランスを自分で決められる機能が付いていて、「電球」「蛍光灯」「晴れ」「フラッシュ」「くもり」「日蔭」などを自分で選べるようになっています。
これにはそれぞれ決まった色温度が設定されているんですね。

メーカーごとに色の作りが違うので、ホワイトバランスの設定も微妙に違うのですが、ニコンを参考に書くとこんな感じ。

電球-3000K
晴天-5200K
フラッシュ-5400K
曇天-6000K
晴天日陰-8000K
色温度2.png

蛍光灯にはいろいろ種類があります。
ナトリウム灯混合光-2700K
電球色蛍光灯-3000K
温白色蛍光灯-3700K
白色蛍光灯-4200K
昼白色蛍光灯-5000K
昼光色蛍光灯-6500K
高色温度の水銀灯-7200K
色温度3.png
蛍光灯は赤〜白〜青の色温度だけではなく、緑〜マゼンタの色かぶりの調整も行われています。

まとめ
光には太陽光と、電球や蛍光灯などの人口光があります。
太陽光は時間や場所によって、人口光は光源によって色温度が違います。
カメラのホワイトバランスには、それぞれの光源の色温度があらかじめセットされていますので、撮影する時は「撮っている場所の光源」を選ぶことで、キレイに撮ることができます。
posted by 伊藤圭 at 00:00| ホワイトバランスのおはなし